此岸からの風景
<日本灯台紀行 旅日誌>オヤジの灯台巡り一人旅 長~い呟きです
2014
08/09
Sat.
10:59:35
花撮り物語<花切手2014-25>*ジュランタ
Category【花撮り物語】
2014/06/03(火)晴れ。真夏日。智光山植物園、十二時から二時。
久しぶりだ。いつものように、薬草園から見て回り、管理棟前へ行く。
常設の寄せ植えプランター、季節のお花が、いろいろと植えこまれている。
白いニチニチソウ、マリーゴールド、ブルーサルビア、ペチュニア、それから、かわいい色合いのバーベナ。
カメラを撮りだし、三脚にセットして、紅白の宿根バーベナ、ホットピンクスターにレンズを向ける。
よくよく見ると、お花が、かなり傷んでいる。粘ったが、写真にはならなかった。
諦めて、温室へ行く。入口付近には、なじみのジュランタ、ミッキーマウスの木にも、お花が付いている。
ドアが大きく開いているので、ジュランタにカメラを向けた。色画用紙で背景を作り、いざ撮影。
ところが、風の通り道。小さなお花が四六時中揺れている。しかも、どういう訳か、温室への見物客が、ひっきりなし。そのたびに、撮影中断。
それでもかなり粘って、何枚か撮り、木陰で、モニター。
あれ~~!!!ピントを合わせたお花の裏に、なにやら黒い足。虫だ。しかも、枚数を追うごとに、体の半分くらいまで見てきた。まったく使い物にならない。
いつもなら、ここであきらめてしまうだが、週三回のジム通いが効いているのか、さほど疲れていない。もうひと頑張してみよう。
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2014
08/02
Sat.
20:48:23
花撮り物語<花切手2014-24>*ガウラ=山桃草
Category【花撮り物語】
2014/05/31(土)晴れ。真夏日。暑い。自宅撮影。
行きつけの園芸店で買ってきた、山桃草=ガウラの鉢植え。
自室の撮影台に乗せて観察。・・・お花が、盛りを過ぎている。傷んでいるものが多い。
お店で、よく見ないで買ってきたからだ。後悔したが、あとの祭り。枝先に、お花のついている茎を全部、といっても三本だけだが、切り取り、吸水スポンジにさした。
横一列に並べたが、下のほうが、スカスカ。もっとお花が欲しいところだが、枯れた蕾のようなものしか残っていない。これが、失敗の原因。散漫な構図になってしまった。
もっとも、それよりも、色合いが、どうにもよくない。かなり頑張って、補正したが、かわいい桃色にならなかった。
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2014
07/28
Mon.
15:47:01
花撮り物語<花切手2014-23>*オニタビラコ
Category【花撮り物語】
2014/05/27(火)曇り。自宅撮影。
先日撮り損ねた、オニタビラコに、再度挑戦。
小さなお花、遠目に撮りすぎたのが敗因。今回は、マクロで、最短距離。それでも、かなり小さい。
D800E、高解像度の特徴を生かし、大胆にトリミングしたのが、全紙に拡大すると、鮮明度が落ちる。
それでも、綿毛の様子が、面白いので、花切手にまで仕上げた。
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2014
07/22
Tue.
12:37:34
花撮り物語<花切手2014-22>*ユキノシタの花
Category【花撮り物語】
2014/05/24(土)晴れ。自宅撮影。ユキノシタの花。
毎年、きまって、庭の日影に繁茂するユキノシタ。今年も、茎がすっと伸びて、たくさんのお花をつけた。
数本摘み取って、吸水スポンジに差した。
一昨日は、ひきすぎて失敗した。構図も作れず、小さなお花の白い花びらが、すべて白飛びしていた。
今日は、作戦を変更して、ぐっとよって、花芯に焦点を合わせた。特徴のある美しい花姿、一輪で、絵になると思った。
日の丸構図を避けるために、周辺部のすかすかした空間には、別の茎を差して、暈すことにした。
とはいえ、完全には回避できず、トリミングに、えらく手間取り、白い花びらの明るさ補正にも、かなり神経を使った。
小さな白いお花は、実に難しい。
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2014
07/14
Mon.
16:57:45
花撮り物語<花切手2014-20.21>*ムラサキカタバミ
Category【花撮り物語】
2014/05/20(火)晴れ。自宅撮影。
庭の片隅に咲いていたムラサキカタバミ。細い、一本の茎に、かわいいお花が、三つ咲いている。
周りを見回したが、ほかにはない。となれば、わき役をそろえなければならない。
黄色のお花をつけたカタバミ、キュウリのような形の実をたくさんつけている。それに、三つ葉の葉っぱ、大きいものを選んで、数本摘んだ。
自宅撮影、ここのところ、ボーズの日が続いている。とくに、小さなショウブを撮り損ねたことが、痛い。敗因は、照明。LEDライトに頼りすぎて、画面が平板になりすぎた。
今日は、窓からの、自然光だけで撮ることにした。光と影を、もっとじっくり観察するべきだ。これも、撮影のイロハの<イ>だった。
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2014
07/07
Mon.
20:21:08
花撮り物語<花切手2014-19>*ヤグルマギク
Category【花撮り物語】
2014/05/13(火)晴れ。自宅撮影。
近くの川、土手沿いに花壇がある。今は、ヤグルマギク、繁殖力が強いとみえ、道路際にまで、はみ出して繁茂している。
何日か前から、このヤグルマギクの<花盗り>を算段していた。夕方、薄暗くなるのを待って、自転車で出かけた。
花壇に咲いているお花を取ることは、さすがにできないが、道路に咲いているものならいいだろう、と自己正当化した。
夜陰にまぎれ、悪事を働いているような気がした。十数本切り取って、ささっと引き上げた。
花瓶に挿したヤルグマギク、一晩たっても元気だった。何本か選び出し、吸水スポンジにさしながら、構図を作る。
過度の露出アンダーに対しては、モニターしながら、露出補正を、こまめに試みた。
背景布のサテン、黄色や黄緑など、明るい色は、プラス補正を2.0前後にまで上げた。
カメラ側での露出補正と、パソコン側での露出補正、どっちで補正しようが、同じだと思っていたが、ちょっと違う。
カメラで、適正露出で撮っていると、パソコンでの補正が少なくて済む。画像が荒れないので、きれいな色が出る。
なるべく、カメラ側で補正して、パソコンでの補正を最小限にする。画像劣化を防ぐ、イロハのイだ。何年間も実践してきたのに、なぜか、忘れていた。
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2014
06/30
Mon.
18:08:31
花撮り物語<花切手2014-18>*シラン=紫蘭
Category【花撮り物語】
2014/05/09(金)晴れのち曇り。自宅撮影。
今年も、庭の紫蘭が咲いた。五、六本摘み取って、観察。
形の良いお花を選んで、並べてみる。F値は22、花姿を撮ることにする。
背景のサテンの布、色を決めかねる。青系、緑系、赤系、黄色系、いちおう、全部撮ってみる。
途中から、ふと気づいて、ホワイトバランスを、オートから晴天に切り替える。
それでも、ほとんどすべての色で、過度のアンダー。補正すると、紫が、変な色になってしまう。唯一、紺系の青だけが、適正露出で撮れていた。
背景とお花との明るさの差異、くわえて、色温度=色の差異、理解できていないことが、あまりにも多すぎる。
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2014
06/17
Tue.
20:34:45
花撮り物語<花切手2014-17>*ナガミヒナゲシ
Category【花撮り物語】
2014/05/02(金)晴れ。一気に、夏日になる。
近くの川へ、自宅撮影用の菜の花を摘みに行った。すると、花壇から逃げ出したのだろうか、土手の斜面に、オレンジ色のポピー?が、群生している。
最近、画像投稿サイトなどでもよく見かけるが、空き地や道路際にも、たくさん咲いている。
調べたら、ナガミヒナゲシという名前だった。帰化植物で、日本中、温暖な土地に、自生しているとのこと。要するに、雑草、いやいや、山野草だった。
以前、ポピーを摘んできた時のこと。お花の傷みが、ものすごく早く、小一時間で、しおれてしまい、撮影できなかった。
案の定、ナガミヒナゲシも同じで、吸水スポンジにさした時点で、もう萎れ始め、頭を垂れてしまった。
つい十五分前までは、土手の斜面で、元気に風に揺れていたのにと思うと、こちらの胸も痛んだ。
野に咲いているときの姿とは、だいぶ違う。だが、数十本のお花達を無駄死にさせるわけにはいかない。てっとり早く撮影して、なんとか、花切手にまで仕上げた。
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2014
06/09
Mon.
18:31:40
花撮り物語<花切手2014-16>*ハルジオン
Category【花撮り物語】
2014/05/01(木)晴れのち曇り。自宅撮影。
庭に、ハルジオンが咲いている。四、五本摘んできて、吸水スポンジにさした。
何年か前にも、ハルジオンは、自宅撮影している。そのときは、ひとつのお花に合焦、周りをぼかした。優しい雰囲気になった。
今回は、絞りに絞って、F値は22。オートフォーカスは使わずに、マニュアルでピント。花姿を主題にした。
ちなみに、蕾が垂れ下がってるのが、ハルジオン。念のために、茎も調べた。やはり空洞、まちがいない。
ヒメジオンとハルジオンの違い、なかなか、頭に入らなかったが、もう大丈夫だ。
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2014
05/26
Mon.
20:43:50
花撮り物語<花切手2014-15>*オステオスペリマム
Category【花撮り物語】
2014/04/23(木)晴れ。少し風がある。智光山植物園、十一時半から一時。
園内入口の通路脇に、花壇があり、ボランティアの方たちが丹精したお花が、たくさん咲いている。
気になったのは、小ぶりの金魚草のようなお花。紫、白、黄色、ピンクと、色合いも多彩。
先日衝動買いした80-400VRを取りだし、ファインダーをのぞく。最小の焦点距離が1.7mなのだが、お花が小さくて、ぜんぜん使えない。
気分を変えて、管理棟前の広場へ行く。小学生の遠足だろうか、園内がにぎやかだ。
寄せ植えプランターにも、たくさんのお花が咲いている。
オステオスペルマム。花芯に特徴があって、花弁が色とりどり、画像投稿サイトでよく見かける。
しゃがみこんで観察。なるほど、絵になるお花で、大きさ的にも、撮りやすいサイズ。人気があるわけだ。
花芯と花弁を鮮明にしたいのだが、絞ると、周りの葉などがうるさくなる。F値4程度が限界。
背景には、思いつきで、黄緑色の折り紙をあてる。ピンクのお花との相性が良い。
帰宅して、早速、画像選択。いつものように、スクエアにトリミング。ふと思って、今度は、横位置の写真サイズでもトリミング。
背景の緑の空間が拡大。その中に、お花が浮かんでいる。画面に余裕があり、心地よい。
花切手、なんでもかんでもスクエア、というこだわりがあった。こだわりすぎて、写真が撮れなくなっていた。
撮った写真に最適のフォーマットを使う。気持ちが楽になる。お花も、のびのびしているような気がした。
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2014
05/14
Wed.
17:56:29
花撮り物語<花切手2014-12>*フリージア
Category【花撮り物語】
2014/03/02(日)自宅撮影。
黄色のフリージア、いちおう、花切手にまで仕上げたのだが、色合いが気に入らない。見た目の印象と、かなり違う。
黄色が、鮮やかすぎて、かえって、不自然。少し、オレンジ色がかっているような感じが、どうしても出ない。何回も挑戦したが、結局、フリージアの色合いは再現できなかった。
撮るのはあきらめて、花瓶に挿しておいた。そうこうするうちに、蕾が次々と開花、部屋中に、良い香りが漂った。写真はモノにできなかったが、十分に満足だった。
十日ほどたった。気まぐれな思い付きで、これまで使ったことのなかった<レベル調整>で、画像を調整してみた。
お蔵になっていたフリージアにも適用すると、オレンジ色がかった黄色が出た。ついでに、お花の角度を少し変えると、写真が見違えるように良くなった。気持ちが和んだ。
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2014
05/04
Sun.
16:59:17
花撮り物語<花切手2014-11>*レウイシア
Category【花撮り物語】
2014/02/26(水)晴れ。温かい。自宅撮影。
行きつけの園芸店で買ってきた鉢植え、レウイシア。初めて見るお花で、名前が覚えづらく、舌をかみそうだ。
別名は、イワハナビ、こちらのほうはすっと頭に入ってきた。乾燥地帯の植物で、葉っぱがロゼット状、しかも、肉厚。どことなく、サボテン類の花に似ている。
鉢を、ゆっくり動かしながら、構図を探す。背景は、青のサテンにして、花弁の周りが白飛びしないように気を付けた。
サテンの背景布とLEDライトを使いだし、色合いや構図を、制御しやすくなった。あとは、精度をもっとあげたい。
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2014
04/27
Sun.
16:21:43
花撮り物語<花切手2014-10>ストレリチア
Category【花撮り物語】
2014/02/21(金)晴れ。自宅撮影。
かなり前に買った切り花の、ストレリチア=極楽鳥花。えらく丈夫なお花で、花芽から、新しい花がまた出て来た。
六十センチ以上の茎、それを給水スポンジにさしているのだが、枯れる気配は全くない。
前回、花切手にまで仕上げた時、背景は、水色の模造紙だった。色合いが薄く、お花を交差させた構図にも、多少ひっかかっていた。
再度の挑戦では、背景は緑のサテン。構図も、お花をパラレルにした。絞りは、迷った末に、f8。布のしわが気になったが、二つのお花にピントを合わせることを優先した。
苦手なオレンジ色。今回は、印象にかなり近い。緑との対比も、気に入った。
青、水色、赤、緑、紫、買い揃えたサテンの布を、ホームセンターで買ったきたハンガーパイプにつるした。LEDスタンドも、一台買い増して、ミニスタジオの体裁が、だいぶ整ってきた。部屋に入るたびに、気分がいい。
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2014
04/23
Wed.
18:12:10
花撮り物語<花切手2014-8.9>*グロリオサ
Category【花撮り物語】
2014/02/18(火)晴れ。自宅撮影。
行きつけの園芸店で買ってきたグロリオサ、切り花なのだが、新しいお花が咲いた。
お花が若いせいか、花弁の色が、美しいピンク色。前日撮った、真紅のものとは、同じ花でも、雰囲気がずいぶん違う。
背景には、水色のサテン。少し皺を寄せて、LEDスタンドの明かりを当て、生地の反射を利用、変化を持たせた。
前回、紫の背景の時には気付かなかった点、フリルになっているお花の縁、白飛びしやすいので、レースのカーテンを閉め、窓からの直射を遮った。
サテンという、光を反射する布を使用することで、多少、背景を演出することができるようになった。
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2014
04/21
Mon.
15:48:11
花撮り物語<花切手2014-7>*ストレリチア
Category【花撮り物語】
2014/02/10(月)晴れ。自宅撮影。
ストレリチア=極楽鳥花の撮り直し。
二本のお花を、反対向きに交差。構図は決まったが、背景色の選択で迷う。いちおう、赤、紫、淡ブルーで撮り、パソコン画面に映し出す。
オレンジのガクを際立たせたいので、背景は、淡いブルーに決めた。
一回目に比べ、お花の表情、鳥の横顔というよりは、すっと伸びたガクや花のラインに、イメージを刺激された。
照明は、LEDライトを左右からあてる。白飛びしないように気を付けたが、繊細なところまでは、神経が行き届かなかった。
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2014
04/17
Thu.
09:45:16
花撮り物語<花切手2014-6>*シンビジウム
Category【花撮り物語】
2014//01/31(金)晴れ。智光山植物園。十一時から一時。
園内を一回り。
ひょうたん池のカワセミ君がいなくなったらしい。立ち止まり、樹木の隙間から見ると、カメラの砲列が消え失せて、静かな雰囲気になっている。
芝生広場の前、蝋梅とマンサクが、いまだに満開、必ず立ち止まって眺めてはいるが、どちらも、今年、一枚モノにしているので、いまひとつ、気合が入らない。
あとは、ミツマタの小さなお花、つぼみの状態が長く、なかなか開かない。斜面のフクジュソウも、今年は開花が遅れている。
足かけ三年ほど通っている植物園だが、植物の生育状態や、お花の様子が、毎年、大きく変わる。
今年、とくに残念だったのは、ピンクの鈴なり、馬酔木。小さなお花達は、開花もせずに、茶色に変色、立ち枯れてしまったように見える。
赤い木瓜の花を、ちらっとみて、最後に、温室に入った。
平日で、来室者も少ない雰囲気。三脚を立て、オレンジジウムや洋ランパンダにカメラを向けた。距離がありすぎて、明かりを制御できない。何枚か撮ったが、まったくだめだ。
と、床に置かれた鉢植のジンビジウム、一輪だけ、きれいに咲いている。すぐに、マクロレンズに変えた。
至近距離、折り紙で背景を作り、絞りに絞って、花芯の、面白い部分、おじぎしているような表情を撮った。
手慣れた感じの撮影、モニターすると、うんうん、撮れている。腕時計を見ると、一時を過ぎていた。長居せず、気分良く引き上げよう。
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2014
03/17
Mon.
21:08:23
花撮り物語<花切手2014-4.5>*アルストロメリア
Category【花撮り物語】
2014/01/26(日)晴れ。強風。自宅撮影。
行きつけの園芸店で買ってきた、アルストロメリア。昨日、いちおう、花切手にまで仕上げたのだが、どうにも気に入らない。再度の撮り直し。
失敗の原因は、やはり、明かりの読み違い。曇り空の日、室内へ入る明りだけでは、どうにも、露出が足らない。
モニターした時点では、なんとかいけると思ったが、やはりダメだった。画面が平板で、鮮明度にかける。
今日は、晴れ。窓際からの明りを利用して、背景を明るくした。お花にも、多少、光を当て、周辺の白飛びには、目をつぶった。
お花に露出を合わせると、背景が、暗くなる。逆に、背景を明るくすれば、お花が暗くなる。カメラアイの宿命だ。
自分が選択したのは、背景の明るい花写真。そのことで難儀しているわけだが、壁を、なんとか突破したいものだ。
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2014
03/13
Thu.
20:00:41
花撮り物語<花切手2014-3>*胡蝶蘭
Category【花撮り物語】
2014/01/22(水)晴れ。智光山植物園。十一時から十二時半。
ここのところ、四、五回、植物園での花撮りは、すべてボーズ。
大花壇には、ストック、ビオラ、その横には、ヒイラギナンテン。この寒さの中、元気に頑張っているのだが、どうにも写真にできない。
毎回、園内を一回りして、最後は、きまって温室に入る。馴染みのブーゲンビリアに蘭の仲間たちを、ただただ眺めているだけだ。
なかでも、何回も撮り損ねている、白い胡蝶蘭。花芯がきれいな美人に、未練たらしく、今日も流し目を送る。
写真にするには、花芯のアップだけではだめ。白い花びらの質感を写し取る必要がある。度重なる失敗から得た教訓だ。
しかしながら、白い花弁、露出がとても厄介。日差しは厳禁(白飛びしてしまう)、かといって、抑えすぎもだめ(平板になる)。微妙な明かりの演出が必要で、野外では、とても制御しきれない。
能書きばかり言っていても始まらないので、三脚を立て、背景に折り紙などを当てながら、撮り進める。
温室の窓際、照ったり翳ったりで、明かりの状態が、頻繁に変わる。手は二本、折り紙とリモコンを持っている。これ以上は無理だ。自然条件を、そのまま受け入れるしかなかった。
帰宅後の画像選択、あっと声を上げた。白い花びらに、黒い点々。ごみやほこりがたくさんついている。
う~ん、最後の手段だ。画像修正ソフトの、スポット修正ブラシを使い、とくに目立つ黒い点、数十か所を化粧直しした。
気難しい美人、これで、多少たりとも、面目が保てた。
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2014
03/05
Wed.
18:05:15
花撮り物語<花切手2014-2>*マンサクの花
Category【花撮り物語】
2014/01/08(水)晴れのち曇り。智光山植物園、十一時から十三時。
芝生広場の前、マンサクの花が咲きだした。<まんず、咲く>と言い、春の訪れを告げる花だ。
お花をじっくり観察。なかなか良いものが見つからない。二本目に移動。それでもダメ。
三本目に目を移したところ、黄色の花弁が、ツンと立っていて、シベの中までで見える。やっとモデルを発掘。
三脚、レリース、ミラーアップ。絞りに絞って、f値は、16。背景には色画用紙を使った。
静かな園内、人影もまばら。今年は、この植物園に通って、じっくり撮る。そう思うと、なおさら、気持ちが落ち着いた。

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2014
02/24
Mon.
17:29:00
花撮り物語<花切手2014-1>*デンファレ・キャサリンBB
Category【花撮り物語】
2014/01/04(土)曇り。智光山植物園、十一時から十二時。
先日、下見をしておいた、温室のデンファレ・キャサリンBB、ちょうど、三脚を立てられる場所にあり、人が通る間隔もある。
上着を一枚脱いで、撮影開始。背景には、色画用紙などを使う。絞れるだけ絞って、上下二つお花、花芯がちゃんと見えるようにした。
じつはこのお花、名前が判然としなかった。間違った名前を花切手に印字すると面倒なので、最近投稿し始めた<みんなの花図鑑>で、聞いてみた。
互いにお花の名前を聞きあうような仕組みがあって、親切な方が、丁寧に教えてくれた。デンドロビウム・ファレノプシス、またの名を、デンファレ・キャサリンBBというそうだ。
どちらもややこしいが、キャサリンBBという音が、すっと入ってきたので、こちらにした。
撮った花の名前を調べるのに、苦労していたので、良いサイトを見つかったので、ほっとしている。それに、花好きな人が、毎日、たくさん投稿しているので、初めて見るお花がたくさんある。なかなか興味深い。


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2014
02/19
Wed.
18:25:01
花撮り物語<花切手2013-44>*テルミナリス
Category【花撮り物語】
2013/12/29(日)晴れ。小春日和。智光山植物園、十時半から十二時半。
お目当ては、温室の、テルミナリス。先日見た時、お花がすこし咲き始めていた。
高いところにあるので、三脚が必要。とはいえ、通路が狭く、人が通れなくなってしまう。
園内を一回りして、比較的、人の出入りの少ない、お昼前後の時間をねらって、撮影開始。暑いので、上着を二枚脱いだ。
105ミリのマクロをつかったが、寄りが甘い。それよりも、小さなお花がかたまっていて、ピント選択が、難しい。
背景も作れず、色合いもパッとしない。撮れたという感触のないまま帰宅。
案の定、ピントがよくない。まともに撮れている写真は、一枚だけ。しかし、背景の色合いが、気に入らない。
それでも、温室の中、柔らかい光を受け、ぱっと、元気に咲きそろった小さなお花たち。まさに、命そのものだ。心が動いたので、アップすることにした。

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2014
02/04
Tue.
12:29:35
花撮り物語<花切手2013-43>*フクシア
Category【花撮り物語】
2013/12/25(水)晴れ。風もなく、比較的暖かい。智光山植物園、十時半から十二時半。
管理棟の前、ストックなどの寄せ植えプランターを見ていると、部屋の中の植木鉢が目に留まった。
ずいぶん前から、窓際の、日当たりの良いところにずらっと並んでいるのは、フクシア。貴婦人の耳飾りとも呼ばれているお花で、形が美しい。
昨年も、何度か挑戦したが、モノにすることはできなかった。そんなことを思い出しながら、近づいて窓越しに見ていると、完璧なお花に出会った。
メシベにオシベ、赤いガク?に白い花びら、みな新鮮。均整のとれた、とびきりの美人だ。
カメラをミニ三脚にセットして、変陪ファインダーをのぞいた。オートフォーカスが、迷っていて、合焦しない。しかたないので、マニュアルでピント合わせ。
背景がよくないので、折り紙を後ろにかざす。と、光が透けて、面白い感じになった。
長い間、見ているだけの女性と、やっとお話しができたようだ。久しぶりのウキウキ感、人知れず、頬がゆるんだ。

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2014
01/27
Mon.
16:37:22
花撮り物語<2013-41.42>*シンビジウム・オレンジジウム
Category【花撮り物語】
2013/12/23(月)晴れ。風が強い。智光山植物園、十時半から十三時。
昨日撮り損ねた、温室のシンビジウム=緑の微風。今日は、三脚にレリース、携帯のLEDライトも使って、万全を期す。
とはいえ、主役のお花が、なかなか見つからない。汗ばんできて、撮影時間も限界。最後に、枝垂れた二輪を選択して、色画用紙などを背景にして撮った。
背中の汗を拭くために、管理棟の展示室へ行く。休憩用のテーブルに座って、ゆっくりモニター。と、職員の方が、わざわざ壁際まで来て、なにか見ている。
あれっと思い、見に行くと、オレンジジウムの鉢植えがあった。去年も撮ったお花で、バニラの香りがする。
正式名は、オレンジウム・トゥインクルチャンジーデライト。しまいかけたカメラを取りだし、真正面に三脚を立てた。

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2014
01/23
Thu.
10:52:11
花撮り物語<花切手2013-40>*ロウバイ
Category【花撮り物語】
2013/12/22(日)晴れ。北風、寒い。智光山植物園、十一時から十二時半。
先週あたりから、芝生広場の前、ロウバイが咲き始めた。
植え込みの中にあり、三脚が立てられない。手持ちで何度か挑戦したが、ぜんぜんモノにならない。
そのうえ、今日は、風が強い。花撮りは無理だろうなと思いつつ、散歩がてら園内を一回り。何もないので、また、ロウバイにカメラを向けてしまった。
良い香りがする。お花も透明感があって美しい。だが、枝の途中に、間隔を置いて咲いている。とても絵にしづらい。
ま、そんなことよりは、風の強いときに、手持ちでマクロ、いくら、シャッタースピードを上げたところで、撮れるわけがない。早々に切り上げる。
帰宅後の画像の整理。すべてボケている、かと思いきや、多少甘いが、ピントの合っているものもある。手持ちマクロ、ホールディング次第では、撮れることもあるようだ。

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2014
01/10
Fri.
16:43:24
花撮り物語<2013-38>*マユミの実
Category【花撮り物語】
2013/12/15(日)晴れ。寒い。鶴ヶ島運動公園。十時から十一時半。
先日、散歩した時に見つけたマユミの木。ピンクのお花をたくさんつけている。やや、盛りを過ぎているが、じっくり観察。
子供公園の、すぐ後ろにあって、カラフルな遊具が背景にある。おりしも、日曜日。子供を連れた若い夫婦などが、ひっきりなし。
そのすぐそばで、おじさんカメラマンが、一心不乱に撮り続けている。人の気配を、全く意に介していない。
風が強い、お花が揺れる。しかも、悪いことに、レリースを忘れてきた。f4で、シャッタースピードは500 、なんとかなると思い、揺れの止まる瞬間を待って、指で高速連写。
カメラを三脚から外し、モニターすると、幸運にも、小さな実に、ピントが合った。背景の色合いも、抽象的で、面白い。
小一時間、一息ついて、周りを見回す。と、いつのまにか、人の姿はなく、マユミの木と自分だけが、取り残された。
孤独ではあるが寂しくはない。昔の、自分の言葉を思い出した。

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2013
12/28
Sat.
10:44:31
花撮り物語<2013-37>*スターチス
Category【花撮り物語】
2013/12/14(金)晴れ。自宅撮影。
行きつけの園芸店で買って来たスターチス。一晩、花瓶に挿しておくと、翌朝、ガクの中に、白い小さな球が、たくさん現れた。よく見ると、どうやら、お花の蕾ようだ。
これはと思い、早速、撮影開始。ドライフラワーのような紫のガク、枝先で、歯ブラシのような形になっているのが特徴で、その中に、白いお花が咲く。
それにしても、切り花なのに、生命力が強い。などと思っていると、みるみる、つぼみが開いてきた。
エアコンをつけ、温かくなったからだと思うが、これほど、温度に敏感なのかと感心したり、驚いたりで、夢中になって撮影した。
おそらく、もう二度と遭遇することのない瞬間、背景や、露出を変え、万全を期した。
ほぼ二時間、撮影の終わったころには、蕾がすっかり開いて、白い小さなお花たちが笑っていた。疲れが、心地よかった。

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2013
12/24
Tue.
17:00:34
花撮り物語<2013-36>*サンシュユの実
Category【花撮り物語】
2013/12/12(木)晴れ。小春日和。智光山植物園、十時から十二時。
かれこれ、もう、五、六回撮っているだろうか、薬草園のサンシュユの実に挑戦。
たわわに実った、真っ赤なサンシュユの実、今日は、少し引いて、形の良い枝を探した。実だけではなく、枝を含めて、絵にするべきだ。
もっとも、これだけ苦戦しているのには、レンズが短い、ということもある。高いところのものは、これまで、80-400の超望遠で撮っていた。手放したことを、少し後悔した。
二十五万ほどする新型レンズが欲しいような気もする。が、今のところ、衝動買いを自制している。
スカッと抜けた青空、葉が落ちて、実だけが枝についている。おそらく、今日を逃したら、今季は、もう撮れないだろう。少し気合が入った。

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2013
12/20
Fri.
11:03:22
花撮り物語<2013-35>*ローズマリー
Category【花撮り物語】
2013/12/02(月)晴れ。小春日和。智光山植物園、11時から12時半。
今日も、昨日と全く同じ陽気。撮影時間も、ハンを押したように同じ。
サンシュユの再挑戦、のつもりが、ローズマリーに引っかかってしまった。
しゃがみこんで、じっくり見る。すると、完璧なお花を見つけた。急いで準備。ミニ三脚に、マクロレンズ、カメラには、アングルファインダーを取り付け、接近戦。
日差しは順光、白飛びを警戒して、お花への日差しを、自分の陰で遮り、なおかつ、レフ板で、微妙に明りを調整。
プレビューしながら、深度を確認、レリースに、ミラーアップ、やれことはすべてやって、風のやむのを待った。
ところが、枝先のお花、微妙に動き続け、止まることがない。ファインダーをのぞきながら、かなり我慢をしたのだが、限界。撮れた、という感じのないまま、薬草園を後にした。

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2013
12/14
Sat.
11:00:23
花撮り物語<2013-34>*ナンテンの実
Category【花撮り物語】
2013/12/01(日)晴れ。小春日和。智光山植物園、11時から12時半。
昨年は、ほとんど実をつけなかった、サンシュユの赤い実、今年は、たくさんなっている。
三脚の上にカメラ、ファインダーを見ながら、構図を探る。かなり粘ったのだが、残念ながら、モノにできなかった。
気分転換、近くのナンテンを見に行く。こちらも、今年は大豊作。赤い実が鈴なりで、日差しを受けて光っている。
その、一粒一粒の姿が、なんともかわいかった。

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2013
12/10
Tue.
11:06:35
花撮り物語<2013-33>*アリッサム
Category【花撮り物語】
2013/11/28(木)晴れ。小春日和。智光山植物園。
大花壇には、色とりどりのビオラとストックが咲いている。二つとも、背丈の低いお花なので、撮るのが大変だ。
そんなことを考えながら、眺めていたが、どうにも撮る気になれない。表情の面白いビオラには、あまりにも、目が慣れすぎてしまった。
ストックのほうは、何度見ても、お花の特徴がつかめず、絵にできない。
気分を変えよう。そばにあった、寄せ植えプラターに目を移した。ナデシコとアリッサムが、元気に咲いている。
どちらも、なじみのお花だが、いつも写真にできず、眺めているだけ。とはいえ、今日は、白いアリッサムの花房が、目に留まった。
マクロレンズでのぞくと、小さなお花の中に、メシベとオシベが、かわいく並んでいる。
二年ほど前に、D200で撮った覚えがある。しかし、花芯を鮮明に撮ることはできなかった。レンズは同じなのだから、やはり、3600万画素のD800Eは、優れものだ。
とはいえ、寄りが甘く、トリミングの範囲が狭すぎる。結果、等倍で見ると、かなり暈けている。
それでも、web公開の、750×750ならば、鮮明度がおちない。構図にも、不満が残るものの、アップすることにした。

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