此岸からの風景
<日本灯台紀行 旅日誌>オヤジの灯台巡り一人旅 長~い呟きです
2013
12/28
Sat.
10:44:31
花撮り物語<2013-37>*スターチス
Category【花撮り物語】
2013/12/14(金)晴れ。自宅撮影。
行きつけの園芸店で買って来たスターチス。一晩、花瓶に挿しておくと、翌朝、ガクの中に、白い小さな球が、たくさん現れた。よく見ると、どうやら、お花の蕾ようだ。
これはと思い、早速、撮影開始。ドライフラワーのような紫のガク、枝先で、歯ブラシのような形になっているのが特徴で、その中に、白いお花が咲く。
それにしても、切り花なのに、生命力が強い。などと思っていると、みるみる、つぼみが開いてきた。
エアコンをつけ、温かくなったからだと思うが、これほど、温度に敏感なのかと感心したり、驚いたりで、夢中になって撮影した。
おそらく、もう二度と遭遇することのない瞬間、背景や、露出を変え、万全を期した。
ほぼ二時間、撮影の終わったころには、蕾がすっかり開いて、白い小さなお花たちが笑っていた。疲れが、心地よかった。

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2013
12/24
Tue.
17:00:34
花撮り物語<2013-36>*サンシュユの実
Category【花撮り物語】
2013/12/12(木)晴れ。小春日和。智光山植物園、十時から十二時。
かれこれ、もう、五、六回撮っているだろうか、薬草園のサンシュユの実に挑戦。
たわわに実った、真っ赤なサンシュユの実、今日は、少し引いて、形の良い枝を探した。実だけではなく、枝を含めて、絵にするべきだ。
もっとも、これだけ苦戦しているのには、レンズが短い、ということもある。高いところのものは、これまで、80-400の超望遠で撮っていた。手放したことを、少し後悔した。
二十五万ほどする新型レンズが欲しいような気もする。が、今のところ、衝動買いを自制している。
スカッと抜けた青空、葉が落ちて、実だけが枝についている。おそらく、今日を逃したら、今季は、もう撮れないだろう。少し気合が入った。

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2013
12/20
Fri.
11:03:22
花撮り物語<2013-35>*ローズマリー
Category【花撮り物語】
2013/12/02(月)晴れ。小春日和。智光山植物園、11時から12時半。
今日も、昨日と全く同じ陽気。撮影時間も、ハンを押したように同じ。
サンシュユの再挑戦、のつもりが、ローズマリーに引っかかってしまった。
しゃがみこんで、じっくり見る。すると、完璧なお花を見つけた。急いで準備。ミニ三脚に、マクロレンズ、カメラには、アングルファインダーを取り付け、接近戦。
日差しは順光、白飛びを警戒して、お花への日差しを、自分の陰で遮り、なおかつ、レフ板で、微妙に明りを調整。
プレビューしながら、深度を確認、レリースに、ミラーアップ、やれことはすべてやって、風のやむのを待った。
ところが、枝先のお花、微妙に動き続け、止まることがない。ファインダーをのぞきながら、かなり我慢をしたのだが、限界。撮れた、という感じのないまま、薬草園を後にした。

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2013
12/14
Sat.
11:00:23
花撮り物語<2013-34>*ナンテンの実
Category【花撮り物語】
2013/12/01(日)晴れ。小春日和。智光山植物園、11時から12時半。
昨年は、ほとんど実をつけなかった、サンシュユの赤い実、今年は、たくさんなっている。
三脚の上にカメラ、ファインダーを見ながら、構図を探る。かなり粘ったのだが、残念ながら、モノにできなかった。
気分転換、近くのナンテンを見に行く。こちらも、今年は大豊作。赤い実が鈴なりで、日差しを受けて光っている。
その、一粒一粒の姿が、なんともかわいかった。

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2013
12/10
Tue.
11:06:35
花撮り物語<2013-33>*アリッサム
Category【花撮り物語】
2013/11/28(木)晴れ。小春日和。智光山植物園。
大花壇には、色とりどりのビオラとストックが咲いている。二つとも、背丈の低いお花なので、撮るのが大変だ。
そんなことを考えながら、眺めていたが、どうにも撮る気になれない。表情の面白いビオラには、あまりにも、目が慣れすぎてしまった。
ストックのほうは、何度見ても、お花の特徴がつかめず、絵にできない。
気分を変えよう。そばにあった、寄せ植えプラターに目を移した。ナデシコとアリッサムが、元気に咲いている。
どちらも、なじみのお花だが、いつも写真にできず、眺めているだけ。とはいえ、今日は、白いアリッサムの花房が、目に留まった。
マクロレンズでのぞくと、小さなお花の中に、メシベとオシベが、かわいく並んでいる。
二年ほど前に、D200で撮った覚えがある。しかし、花芯を鮮明に撮ることはできなかった。レンズは同じなのだから、やはり、3600万画素のD800Eは、優れものだ。
とはいえ、寄りが甘く、トリミングの範囲が狭すぎる。結果、等倍で見ると、かなり暈けている。
それでも、web公開の、750×750ならば、鮮明度がおちない。構図にも、不満が残るものの、アップすることにした。

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2013
12/03
Tue.
18:11:36
花撮り物語<花切手2013-31.32>*チェリーセージ・ウィンターコスモス
Category【花撮り物語】
2013/11/24(日)晴れ。小春日和。智光山植物園、十一時から十三時。
多少の心境の変化。…画像投稿サイト、フォトヒトに、画像をアップし始めた。
2012年度に撮った花切手も、毎日一枚ずつアップして、ギャラリーを作ろうとしている。
ほとんどが、野外撮影、智光山植物園で撮ったものが大半である。あらためて見ると、下手なりに頑張っている、という印象を受けた。
それに比べ、今年は、心身の不調もあって、写真へ対する熱意、やる気が、ほとんど失せていた。
自然条件に左右されやすい野外撮影から、室内撮影へ移行したのは、写真の質をためるためでもあったが、しかし、その結果、失ったものもある。
自然の中で活動する解放感、生き物たちと触れ合うことの楽しさ、人為のない植物の立ち姿、お花の美しさへの感動。命が満たされる写真行為に、立ち戻りたいと思った。
もっとも、それには、体力と気力が必要だ。二つあいまって、初めて、重い撮影機材が気にならなくなる。
とういうわけで、今日は、フル装備で、植物園へむかった。
薬草園では、まだ咲いているのかと驚いた、チェリーセージ、管理棟前のウィンターコスモスなどにカメラを向けた。
どちらも、立ったりしゃがんだりを繰り返しながら、絵作りに夢中なった。人目はほとんど気にならず、集中の切れるまで粘った。
厚着をしていたせいか、温かい日差しを受け、背中が汗びっしょり。それを不快とも思わず、疲労感も感じない。気分良く撮影を終えた。
問題は、やる気、生きることへの熱意だ。健康のありがたさを、つくづく思った。

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