此岸からの風景
<日本灯台紀行 旅日誌>オヤジの灯台巡り一人旅 長~い呟きです
2011
05/13
Fri.
13:05:45
入間川写真散策<ストロベリーキャンドルのある風景>
Category【入間川写真散策】
2011/05/04(水)曇り、一時晴れ。入間川写真散策。十時から十二時。
何となく、すっきりしない空模様。黄砂が来ているようで、空に、色がほとんどない。
どこへ行くか、腹の決まらないまま、出発。雁見橋を渡ったあたりで、遠出はあきらめ、大袋新田の、安比奈線を見に行くことにする。
回り込んで、上寺山の、土手下の農地。田植えの、準備だろうか、トラクターなどが、動き回っている。
みると、広い農道沿いの農地が、赤く染まっている。車から下りて、見に行く。形は、アカツメグサに似ているが、ちょっと違う。
後で調べたところ、ストロベリーキャンドル、という園芸種で、なるほど、形が、そのもの、ズバリだ。
ちょっとだけ、中へ入り込み、だだっと、連写して、すぐに引き上げる。所有者のある、耕作地なので、何となく、人の目が気になる。
移動。大袋新田、南大塚へ抜ける裏道に出る。いつものように、餅菓子屋の、斜め前あたりに車を止め、外に出る。
いつは、回り込んで、農地の中の線路を撮りに行くのだが、反対側の、民家に挟まれた線路の中に、いろいろな花が咲いている。
入ってはまずいだろう、と遠慮して、これまで、立ち入ったことがないのだが、こういう状況なら、かまわないだろう。線路内立ち入り禁止、の看板の横から、するりと中へ入る。
おどろいたことに、鉄路の間にも、その脇にも、要するに、敷地内が、お花畑になっている。ボタン、菖蒲、菜の花、矢車草、大根の花、などなど、季節の花々が、咲き乱れている。
小道があり、どうやら、散歩道にもなっているらしい。写真を撮っている間に、何人もの人とすれ違う。あきらかに、廃線マニアと思しき若者たちも、通り過ぎていく。
休線とはいえ、西武鉄道の管理下にある土地が、付近の住民の、お花畑になり、また、それを楽しむ、散歩道にもなっている。
アナーキーな美しさに、なんだか、気持ちが、やわらかくなった。
気分がいいので、帰り際に、餅菓子屋によって、お稲荷さんと、柏餅を買った。店の人と、軽く言葉を交わすほど、上機嫌だった。


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