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此岸からの風景

<日本灯台紀行 旅日誌>オヤジの灯台巡り一人旅 長~い呟きです

2020

06/04

Thu.

10:53:43

第二次入間川写真紀行2019 

Category【第二次入間川写真紀行

2019/11/13(水)晴れ。<入間川写真紀行2-6>。

十時半ころ出発。裏道を抜けて、サイボクの脇を右折。直進して、一つ目の信号を左折、智光山公園の駐車場が左側に見える。このまままっすぐ行くと、そうだ、新冨士見橋だ。適当なところで右折して、工業団地の中を抜け、広瀬橋に出る。橋を渡ったところを左折、砂利の土手道に入る。すぐに行き止まり、本冨士見橋で土手が切れている。

車をUターンさせ、駐車。土手脇が少し広くなっているので、うまく回転できる。車が二、三台止まっている。釣り人だな。風が強いので、帽子は被らず、付近を探索。

土手からは、少し上流の田島屋堰の眺めがいい。下流側には本冨士見橋があり、この橋も、来るたびに撮っている。ふと気づいたのだが、この橋の下にも、魚道らしきものがある。以前はなかったような気がする。

護岸沿いに、少し下流へ向かってみた。入間川・狭山三つ子橋の兄貴の二人、新富士見橋、昭代橋が、小さく見える。遊歩道は大雨で冠水して、かなり荒れているが、注意すれば歩けないこともない。

…書く気力がなくなっている。無理している。というのも、この第二次写真紀行を朗読して、ユーチューブにアップしようという計画を思いついて、ちょっと、試験的に音源などを作ってはみたものの、イマイチ、文章が平板で、聞いていて面白くない。やや、うんざりしてしまったのだ。

それに、この企画は、自分の文章とはいえ、実現化するには、かなりのエネルギーが必要になる。ま、片手間に、というわけにはいかないのだ。

それに、そもそも、朗読することに、何か意味があるのか。あるとすれば、アリバイ作りだな。存在確認、あるいは、存在証明、そんなところだろう。

・・・ま、いい。先を続けよう。上流側にも、少し行ってみた。護岸沿いの下草は、大雨で一掃されてしまい、なんとなく清々した感じがした。以前、この辺には雑草が生い茂っていて、鬱蒼としていた。堰に近づくには、護岸の上を歩いていくしかなかった。

その護岸上で、人相の悪いホームレスに、いきなり出っくわしたことがある。どうやら、真夏の太陽を避けて、涼んでいたようだ。ちらっと眼があったが、すぐにそらした。と、茶トラの猫がとびかかってきた。奴が、おもいきり手前に引っ張ったで、ひっかかれずにすんだ。つまり、ニャンコは、ひもでつながれていたわけだ。

河原に掘っ立て小屋などを立てて生息しているホームレスもいる。が、こやつは、ニャンコを連れて、あっちこっち渡り歩いているのだろうか?それにしても、目つきが鋭い、いやな奴だ。

その時は、とりあえず通り過ぎた。堰の前まで行き、写真を撮っている間も、帰りもまた、奴のいる護岸を通らなくちゃならないのか、と考えていた。ほかに道があれば、できれば顔を合わせたくない。

しょうがない、行くしかない。奴は、背の高い雑草を背にして、携帯ラジオを耳に当てている。にゃんこが、その横におとなしく座っている。むろん紐がついている。目を合わさず、奴とニャンコの前を、体を避けるようにして、通り過ぎた。ニャンコがまん丸い眼をして、またとびかかってくる気配だが、奴が、しっかり紐を握っていて、制止している。真夏の、じっとしていても汗が首を伝わってくる、日陰のない河原での出来事だ。

不穏な雰囲気が、至る所にあった入間川だが、これまでのところ、護岸沿いに遊歩道などができて、健康的な雰囲気になっている。いや、自分自身が、そういうところへは、半ば無意識のうちに、足を踏み入れないのだろう。あの時期とは違って、自分もホームレスのようなもんだ、とは思えなくなっていた。

車に戻った。土手道を遡上して、広瀬橋手前の河川敷へ降りた。流れ沿いに、三々五々、釣り人の車が止まっている。先日の、横一列にきれいに並んでいた数十台の車は跡形もない。あれは、何だったんだろうと思いながら、そこに車を止めた。

チャリを車からおろして、広瀬橋に上がり、下流側の歩道を歩いた。せき止められた川の流れが、水鏡になっていて、広々と、豊かな青緑色をしている。先日も撮ったのだが、思わず、シャッターを押した。

橋を渡り終え、左岸の自転車道を行く。対岸の崖の上には、先日書くのを忘れたが、コンクリの円筒形の構造物が二つ、これは浄水場だが、それに、何か細い塔のようなものが見える。こちらは、ド忘れしたので今調べたら、児童館のプラネタリュウムだ。…以前、気になって探索に行ったことがある。どちらも、そばで見ると、なんともない感じで、ちょっとがっかりした覚えがある。遠くから眺めていたほうが良いものもあるんだよ。

じきに本富士見橋に到着。歩道は、上流側にあるが、午後のこの時間、ほぼ逆光。写真はちょっと無理っぽいが、一応、カメラの性能と、自分の補正の腕に希望を託して?何枚も撮ってみた。ついでに、下流側の景色も撮った。こちらは、ほぼ順光状態なので、青空も、川の色も、きれいに撮れそうだ。

初めて、この橋を歩いた時の感動とは、程遠いものがあるが、ま、いいだろう。この橋からの眺めを写真に撮ろうとするならば、もっと早い時間に来なくてはならない。以前思ったことを思い出した。

引き上げ。今来た道を戻った。対岸は、モロ逆光状態、まぶしくてカメラを向ける気にもなれない。途中、田島屋堰を見下ろせる、自転車道がちょっと広くなったところのベンチで小休止。持参したペットボトルの水とバナナを一本食する。正面からの光がまぶしいので、横向きに座り、ふと思った。四国の札所を歩いた時のことだ。

・・・遍路道では、疲れたら、どこでもかまわず座り込んで給水、小休止したものだ。あの時の、なんというか、自由というか、楽しい、解放された気分が一瞬よみがえった。大きく一呼吸した。四国巡礼、残りの四分の三を、こんどは車にチャリを積んで回ってみてもいいかもしれない。求道的な感じじゃなくて、写真を撮りに行くのか?いやいや、ふと思っただけだ。

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