此岸からの風景
<日本灯台紀行 旅日誌>オヤジの灯台巡り一人旅 長~い呟きです
2020
07/01
Wed.
10:42:15
<灯台紀行・旅日誌>2020
Category【灯台紀行 犬吠埼灯台編】
<灯台紀行・旅日誌>#7
五時すぎに、再度飯岡灯台、現着。陽は西に傾き始めていたが、まだまだ明るい。フル装備で、展望台の階段を上る。ふと振り返ると、東側の台地―下総台地に巨大風車が林立している。望遠400mmで何枚か撮った。
さらに、海の中にも風車が一基ある・これは銚子市が東電と組んだ、洋上風力発電の実証実験だそうだ・・・世界に飛び出すと、まあ~~いろんなことに出っくわすものだ!冷やかし半分に、パチリと、こやつも一枚撮った。
階段を登りきると、まずまずきれいな展望室。窓があるわけでもなく、ダイレクトに南西側の海が眺められる。要するにベランダ仕様だ。ぐるっと見回して、灯台君を見下ろす位置に三脚を立てた。ところがどっこい、仕切り壁から乗り出さないと、灯台と防波堤が画面におさまらない。
う~ん、しかたない。手持ちでベストポジションを確認、何枚か、かなり慎重に撮った。ちなみに、このポジションは、ネットで見た写真の中では最高のもので、多くの人が撮っている場所だ。むろん、同じ場所から撮ったとしても、自分がそれ以上の写真が撮れるとは、正直思わないが、ま、この場所しかないのだ。
さてと、そうこうしているうちに、ますます陽は傾き、空の色が徐々に変わり始めた。写真の世界でいうところの<ゴールアワー>だ。どの場所がいいのか、うかつにも、夕景のベストポジションは調べていない。
とりあえず、灯台正面に出た。西側の空を眺めると、まさに夕日が落ちつつある。あ~、そうだ、ここは夕日がきれいなところだったんだ。われながら、マヌケな感想だ。問題は、灯台と夕日を画面におさめることだ。
あたふたしながら、三脚を立て、さあ、予行演習してきた、日没の撮影だ。え~~~と、マニュルモード、F値8、ほぼ無限大にピント、ISOオート、ホワイトバランスオート、シャッタースピードの調整で、露出を沈む前は三分の二アンダー、沈んだら適正にする、だったかな???なんだか、頭が真っ白になっていた。おぼつかない。
おりしも、まさに<ゴールデンアワー>、なんだか人影が一気に増えてきた。だれもが夕陽を見に来たわけか!なかでも、若いカップルが多いような気がする。ま、そんなことはどうでもいい、集中だ。ファインダーをのぞきながら、ほぼ初めての夕景の撮影を開始した。
その時は、気分が高揚していて、モニターなどもろくにしないで、リモコンのシャッター音に酔っていた。もっとも、辺りが暗くなってきて、モニターそのものがかなり難しい。そしてついに日没。おっと、灯台の頭にあるライトがうっすら点灯。今度は<ブルーアワー>だ。
シャッタースピードを落として、カメラ内のインジケーターを、適性のゼロに合わせる。辺りは、ほぼ暗い。それでも、かなりの人影。<ブルーアワー>とは日没後の数十分のこと、こっちの方が、空がきれい撮れているように感じた。気持ち的に、少し余裕が出てきたので、ホワイトバランスをいろいろ試してみた。晴れマークのところが一番きれいだな、と判断できるようになった。
そのうち、陽は完全に沈んで、空の色は紺碧から漆黒へと変わっていった。とはいえ、周辺を見回すと、展望台の照明などでさほど暗くはない。と、灯台の頭にある照明が点灯したままで動かない。おやっと思ったが、すぐに得心した。この灯台の役目は、飯岡港に入ってくる漁船の目印だ。光線をぐるぐるさせる必要はない。
ちなみに、灯台のレンズには<閃光レンズ>と<不動レンズ>があるようだ。閃光の方は、レンズが回っていて、結果、光線がぐるぐる回っているように見える。一方、不動の方は、ついたり消えたりするだけらしい。飯岡灯台の仕様は、<不動フランネル式300㎜・明三秒・暗三秒>ということになっていた。




五時すぎに、再度飯岡灯台、現着。陽は西に傾き始めていたが、まだまだ明るい。フル装備で、展望台の階段を上る。ふと振り返ると、東側の台地―下総台地に巨大風車が林立している。望遠400mmで何枚か撮った。
さらに、海の中にも風車が一基ある・これは銚子市が東電と組んだ、洋上風力発電の実証実験だそうだ・・・世界に飛び出すと、まあ~~いろんなことに出っくわすものだ!冷やかし半分に、パチリと、こやつも一枚撮った。
階段を登りきると、まずまずきれいな展望室。窓があるわけでもなく、ダイレクトに南西側の海が眺められる。要するにベランダ仕様だ。ぐるっと見回して、灯台君を見下ろす位置に三脚を立てた。ところがどっこい、仕切り壁から乗り出さないと、灯台と防波堤が画面におさまらない。
う~ん、しかたない。手持ちでベストポジションを確認、何枚か、かなり慎重に撮った。ちなみに、このポジションは、ネットで見た写真の中では最高のもので、多くの人が撮っている場所だ。むろん、同じ場所から撮ったとしても、自分がそれ以上の写真が撮れるとは、正直思わないが、ま、この場所しかないのだ。
さてと、そうこうしているうちに、ますます陽は傾き、空の色が徐々に変わり始めた。写真の世界でいうところの<ゴールアワー>だ。どの場所がいいのか、うかつにも、夕景のベストポジションは調べていない。
とりあえず、灯台正面に出た。西側の空を眺めると、まさに夕日が落ちつつある。あ~、そうだ、ここは夕日がきれいなところだったんだ。われながら、マヌケな感想だ。問題は、灯台と夕日を画面におさめることだ。
あたふたしながら、三脚を立て、さあ、予行演習してきた、日没の撮影だ。え~~~と、マニュルモード、F値8、ほぼ無限大にピント、ISOオート、ホワイトバランスオート、シャッタースピードの調整で、露出を沈む前は三分の二アンダー、沈んだら適正にする、だったかな???なんだか、頭が真っ白になっていた。おぼつかない。
おりしも、まさに<ゴールデンアワー>、なんだか人影が一気に増えてきた。だれもが夕陽を見に来たわけか!なかでも、若いカップルが多いような気がする。ま、そんなことはどうでもいい、集中だ。ファインダーをのぞきながら、ほぼ初めての夕景の撮影を開始した。
その時は、気分が高揚していて、モニターなどもろくにしないで、リモコンのシャッター音に酔っていた。もっとも、辺りが暗くなってきて、モニターそのものがかなり難しい。そしてついに日没。おっと、灯台の頭にあるライトがうっすら点灯。今度は<ブルーアワー>だ。
シャッタースピードを落として、カメラ内のインジケーターを、適性のゼロに合わせる。辺りは、ほぼ暗い。それでも、かなりの人影。<ブルーアワー>とは日没後の数十分のこと、こっちの方が、空がきれい撮れているように感じた。気持ち的に、少し余裕が出てきたので、ホワイトバランスをいろいろ試してみた。晴れマークのところが一番きれいだな、と判断できるようになった。
そのうち、陽は完全に沈んで、空の色は紺碧から漆黒へと変わっていった。とはいえ、周辺を見回すと、展望台の照明などでさほど暗くはない。と、灯台の頭にある照明が点灯したままで動かない。おやっと思ったが、すぐに得心した。この灯台の役目は、飯岡港に入ってくる漁船の目印だ。光線をぐるぐるさせる必要はない。
ちなみに、灯台のレンズには<閃光レンズ>と<不動レンズ>があるようだ。閃光の方は、レンズが回っていて、結果、光線がぐるぐる回っているように見える。一方、不動の方は、ついたり消えたりするだけらしい。飯岡灯台の仕様は、<不動フランネル式300㎜・明三秒・暗三秒>ということになっていた。




[edit]
« <灯台紀行・旅日誌>2020 | <灯台紀行・旅日誌>2020 »
この記事に対するコメント
トラックバック
| h o m e |